スマートフォンに最適化されたWebサイトを見たことがおありですか? 見たことがない方は、すぐに見てみて下さい。 制作者の見る側への優しさを感じて頂けるはずです。
一昔前のガラケー(携帯電話)主流の時代から”携帯サイト”とというものは存在していて、しーぼーデザインでもまれにご依頼頂くことがありました。ただ、ネット閲覧率は圧倒的にPCからの方が多かったので、企業サイト等は”携帯サイト”までは作っていませんでした。
ところが、スマートフォンというものが出てきてからネットへの入り方も変わってきているようです。近頃はネットへの入り口がPCではなくスマートフォンからという人も少なくない。特に20代〜30代は圧倒的にスマートフォン利用率が高いようです。この結果に比例して、ネットの閲覧もPCをスマートフォンが凌駕しつつあります。現に2013年以降はログを取るとスマホ、タブレットからの閲覧率が爆発的に上がっていて、PCを越える月が出てくるのも珍しくなくなりました。
スマートフォンが出た当時は「携帯でホームページが見れる」というのがひとつの売りでしたが、今となっては見にくいと感じるでしょう。それはスマートフォンに最適化させたサイトが出回り、そちらを見てしまうとPCサイとの「拡大してみる」という作業がストレス以外の何ものでもないと思ってるユーザーが少なくありません。そうなると、ユーザービリティーの視点からみてもスマートフォンサイトは必須だと考えます。
レスポンシブデザインという新しい形
スマートフォンサイトが出てきた当時はPCサイトとスマートフォンサイトをそれぞれ作って、閲覧環境に応じて振り分けるような手法をとっていました。そこにタブレットが出てきたり、同じスマホでもディスプレイの大型なものが登場したりと閲覧環境が多岐に渡るようになりました。
そこで登場したのがレスポンシブデザイン!最近はスマホの他にタブレットの利用率も非常に高くなってきています。そんなマルチメディア時代にベストマッチのデザインがレスポンシブデザインです。ひとつのデザインでPC、スマートフォン、タブレットに対応させてしまうというものです。