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Multi Device Switcherの落とし穴

2016.06.10

スマホサイトとPCサイトをテンプレート毎に振り分けてくれるプラグイン「Multi Device Switcher」。
簡単で便利なのでスマホサイトを作る際には必ず利用している。
で、今回もいつも通り、インストールして使ったのだが…
お客様から「スマホサイトに変わらないよ」とのご指摘。
まぁ、いつものキャッシュくわえ込みかなくらいに思ったので「更新してみて下さい」と伝えたが一向に変わらず…
あれれ?一体どういうことなんだろう。
ご家族のiPhoneで確認してもらったが、問題なくスマホサイトが表示されているとのこと。

お客様のスマホはY!モバイルでAndroid4.4。
Chromeのエミューレーターで確認してみても、全ての環境で問題なくスマホサイト化されている。
となると、この端末に特化した何かに原因があるのではと疑ってみる。
お客様の使用しているスマホのサイトを調べてみるも、これといった手がかりがない。
やはり、何かの設定でプラグインが効かないようなことになっているのか…
ふと、機能のページを見ていると、デフォルトでY!ブラウザーというものが入っているらしい。
おそらく、Y!モバイルの人たちはほとんどの人がこいつを使ってるのんじゃないのか…。
iPhoneユーザーの自分には全く知らない存在。
これが臭そうだなということで「Multi Device Switcher Y!ブラウザー」で検索してみると、1件だけヒントになりそうなサイトを見つけた。
どうやらMulti Device SwitcherはY!ブラウザをスマホサイトとは認識せず、タブレットとして認識するらしい。
そういうことなのか…それでは認識させないためにはどうすればいいのか?
単に管理画面のユーザーエージェントのタブレットの設定を全て削除してしまう。
とりあえずは、これで解決した。
削除することでスマホの方の設定を読み込んでくれるらしい。
もし、PC、スマホ、タブレットをそれぞれ設定したい時はY!ブラウザーはスマホでも嫌が応でもタブレットサイトのテンプレートを読み込んでしまう。
ここを振り分けるには…そんな時は最初から「Multi Device Switcherなど使わず、レスポンシブで作ればいいだけの話。
まとめると、Multi Device Switcherを使う際はY!ブラウザー用に、管理画面のユーザーエージェットのタブレットの項目を削除すれば問題解決!
ということで一件落着!

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